現物保管型ETFが7/2に上場
新しいコンセプトのETFが7/2に上場することとなりました。
金やプラチナなど貴金属の価格に連動したETFはSPDRゴールドシェアなど複数ありましたが、今回上場されるETFは地金の現物を確実に保管し、投資家が要求すれば現受けが可能という特徴があります。詳細は以下のリンクからご確認ください。
http://kikinzoku.tr.mufg.jp/
656ページもある「金の果実」の有価証券届出書を、気になるところだけを斜め読みした中で以下の点が目につきました。
「金地金を高水準の割合で保有する」
まぁ当然ですが、100%地金で保有するわけじゃないんですね。高水準とはどれくらいの割合なのでしょうね。総額30億~3000億を想定しているようですので、300億で50%保有とすると約4トンの地金を保有することになります。
「カストディアンが贋物をつかまされる可能性がありますが、注意義務を果たし管理側の過失がなければみんなも損を被ってください」
「現受けは事実上キログラムバーからになります」
「現受けする場合の地金の精錬業者・商標は一切選べません」
これでは知る人ぞ知るタングステン入り地金を掴まされるリスクが十分ありますね。
地金の調達が困難であったり、現受けが殺到したりした場合はどう対応されるのでしょうね(きちんと読めば書いているかも)。売却時に市場の需要がなかった場合は希望日に約定できないとは書いていました。これから数年はそのようなことはないと思いますが。
数ヶ月前にニューヨークCOMEXで金の現受けが殺到したときは、地金を持っていないことが明るみになり、25%増しの現金を渡すから勘弁してと穏便に処理をしたり、ETFで決済可能とルール変更したりした経緯があると聞いていますので、規模の小さいこのETFの現受けシステムが意図通りに機能するのか心配ではあります。
穿った見方をしたコメントを書きましたが、この商品のコンセプト自体はとても良いと思っているので、時期を見て購入の検討をする価値はあると思っています。証券コードは金が1540になります。
| 固定リンク
| コメント (1)
| トラックバック (0)



最近のコメント